Ray=Out!

趣味と遊びのブログマガジン「Ray=Out!」、フリーライターの筆者の趣味であるバス釣りや映画鑑賞のレビューなどをお届けしています。

ルアーはいつもアメリカからやって来る!【バグリー バルサB2】

今回はシャロークランクである。最近FBやインスタグラムの投稿を観てるとやたらとシャロークランク?の投稿が目につく。そもそもクランクベイトとは…と語りだすと長いのでそちらは今度書くとして、今回は筆者が最も好きな「クランクベイト」を紹介したい。

ちょこっとテクニック的な要素も含んでいるので読み解いて試してもらいたい。

バグリーのバルサB2は万能シャロークランクだ!

今回はバグリーのバルサB2だ。このクランクベイトはすでに50年くらい歴史があって、超がつくくらいの実戦向きクランクだ。

このクランクの威力に気付いたのは2006年の春先の入鹿池での出来事。以前筆者が運営していた「入鹿池研究室」の記事のネタを仕込みに入鹿池で浮いていた時のことだ。

その日は春先なのに真冬のような冷え込みで、魚探に魚影は映るものの全く魚が釣れる気配がなく、途方にくれていた。
「春だからこれ!」といったフェイバリットを探し続けたのだが、どれもしっくりこない、ジャークベイトもトップも、キャロまで投げたが当たりすらなし。残るはクランクかメタルジグか迷っていたが、今井川河口の岩盤をバルサB2でなんとなく流して今井川へ入ろうかとしていた。
バルサ製の独特の動きと基盤リップモデルのB2を岩盤に擦り付けるように投げては巻いてを繰り返していた。
ちょうど岩盤とバンクが変わる切れ目でやっと一匹。ピックアップしようと巻速度を上げた瞬間にそこにある岩盤にヒットしてヒラを打った瞬間に喰ってきたのだ。

その一匹は「ピックアップで喰ってきたんだなぁ…」程度で終わったのだが、その後も同じようなシュチュエーションで同じように巻速度を上げた瞬間に釣れ続けた。それも岩と言うには小さすぎる場所でも同じようにバスが狂ったようにバイトするのだ。

「これはひょっとするとパターンかな?」などと思いながらも一匹、また一匹と釣れるではないか!
バンクが岩じゃなくてもちょっと変化のある地形変化でスポーニングに絡む場所なら掛からないまでも、たいていバスの反応があった。

完全に春のパターンだ。地形変化+スポーニングエリアの見極めができれば、その後もたいてい反応があった。あまりの威力に当時は記事としてアップせずただ「クランクベイト」としか発表しなかったし、親しい仲間内で情報を交換して楽しんでいた。

なぜ今、バルサB2なのか?


TAKAHIRO OMORI WINS 04 Bassmaster Classic - BEST COME BACK CLASSIC EVER

なぜ今なのか?それは廃盤になりかけたB2が見事復活したからだ。B.A.S.Sのクラシックで大森貴洋さんが優勝して以来、B2はアメリカ国内で活発に取引されていた。しかしバグリー自体この優勝でB2がフーチャーされたわけではなく、製造コストや工場の廃業などで生産拠点が点々として品質そのものを落としてしまい、売れていなかった事も背景にある。そう、「旧品」のB2の取引が活発だったのだ。

親交のあるアメリカのプロからは「日本でB2があったら送ってくれ!」と頼まれたこともあったし、eBay市場では新品よりも1970年代のB2がしばしば出品されて高値で取引されていた。恐らくだが、USプロがこぞってこれを購入していたのだろう、1個100ドルで取引されていることも珍しくなかったくらいだ。

大森貴洋さんのクラシック・ウィニング・ベイトは公式にはラッキークラフトのクランクとなっているが、映像を見る限りB2だ。しかも使い方は前記したとおり、ティンバーに入れ込んでかなり速い速度で巻いている。

当ててなんぼのB2、おすすめのタックルは?

この釣り方はタックルセレクトに気を使う。ラインが細すぎると岩や立木に擦り付けて使うためすぐにボロボロになってしまう。ロッドは硬すぎるとヒットした瞬間に跳ねすぎてしまい逆に根掛かりが頻発する。リールはハイギア過ぎると抵抗が大きすぎて疲れて集中力が乱れる。筆者がおすすめするタックルは「7ftのグラスロッド、20lbナイロンライン、6.3:1以下のギアのリール」である。シャロークランク用に1タックル専用に作るとしたら、筆者おすすめのセッティングがある。一つ一つ見ていこう。

B2を快適に操作するロッドは?
シマノ ロッド ゾディアス 170M-G
 

 B2の重さは1/2oz(14gくらい)だ。この重さのクランクベイトを快適に巻き続けるならグラスロッドもしくはグラスコンポジットがおすすめだ。今現在販売されているロッドでこの条件に当てはまるロッドはシマノのゾディアスしか無い。他にもあるだろうが、7ftで探すならこれしかない。なぜ7ftなのか?長すぎると取り回しが悪いし、短すぎるとリトリーブラインのコントロールが狭くなってしまうからだ。シャロークランクでこの手のグラスロッドを使っているバサーはほとんど見かけなくなったが、B2クラスのシャロークランクはこれでないとバイトを弾いてしまったり、障害物を舐めるように巻いてこれないので、これじゃないと駄目なのだ。

B2を快適に操るラインは?

 ラインは20lbのナイロンライン、できれば伸びの少ないラインがベストだ。フロロでも良いのではと思われるかもしれないが、フロロだと水に沈んでしまい、ラインがルアーの振動を余分に伝えてしまう。シャロークランの場合、ラインの振動や水切り音は魚にとってストレスでしか無い。だから水に浮き、根ズレに強いナイロンラインのほうが優位に働くことが多々あるのだ。

B2を快適に操るリールは?
ダイワ  リール 15 タトゥーラ 103-TW

ダイワ リール 15 タトゥーラ 103-TW

 

 ダイワのタトゥーラ103-TWはギア比が5.5:1なので超おすすめしたい。B2などビッククランクやシャロークランクを巻くのに非常に楽なのだ。1日巻き倒すこの釣りは、疲労感が半端ない。この疲労感に釣れないとなるとさらに倍だ。

 

シマノ リール 15 クラド 200PG 右

シマノ リール 15 クラド 200PG 右

 

 さらにもう一つ、シマノのクラドだ。これもギア比が5.5:1なのでおすすめである。

抵抗のある巻き物をローギアリールで巻くのは随分昔は定番だった。今はやたらとハイギアを勧めてくるが、筆者なりに結論を出すなら、7.0:1までで必要十分だ。この辺はB2と関係がなくなってしまうのでいずれ記事にしたい。

まとめ

いかがだっただろうか?バグリーのバルサB2は生産国が中国になり、塗装のクウォリティーがかなり良くなった。これはアジア人の手先の器用さとアジア人のセンスだ。プラドコのカタログを観ると判るのだが、バグリーのルアーはほとんどが中国製に変わっている。もしかしたらマレーシアやフロリダになってしまうかもしれないが、マスプロダクションでバルサ製のクランクベイトはバグリーしか無い。

ぜひ、おすすめしたセットでB2早巻きメソッドを試して欲しい。春先から梅雨明けまでかなり効果のあるメソッドなので、タックルバランスを整えて挑戦してみて欲しい。

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